ゆらりか通信

札幌の布雑貨とソーイングのお店・yurarika*店主の日常雑記。
小物作りの基礎講座 20

20170721-7

 

いろんなファスナー小物 その2
全部ミシンで作る作るポーチ


初心者向けのファスナーの講習は、
前回紹介した、表地にファスナーをミシンで縫いつけ、
裏地は別に作ってまつり縫いで表地に縫いつける方法ですが、
中級者向けではさらにレベルアップした内容で、
いろんなタイプの小物にファスナーをつけています。
その2では、全部ミシン縫いで作れるポーチタイプの小物を紹介します。

 

全部ミシンで縫う作り方の場合、
表地にファスナーを0.5cmの縫い代で仮留めしてから、
ファスナーを間にはさんで表地と裏地を中表にし、
0.7cmの縫い代でミシンをかけます。
表にひっくり返してアイロンで表地と裏地を外表に倒し、
0.2cmのステッチミシンをかけます。
ポーチタイプの場合、ここまではどれもこのような手順でファスナーを先につけます。
そのあとは、形によって始末の方法が変わってきます。

 


pa100/キーケース

20170721-1

 

ブログでおなじみの定番アイテムです。
表地と裏地にファスナーをつけたあと、
両脇をパイピングでくるんで端の始末をします。
マチがないのと、ファスナーが短くて作業がしやすいので、
全部ミシンでつけるタイプを初めて作る方におすすめです。

 

 

pa120/ティッシュケース付きポーチ

20170721-2

 

前面にティッシュケースがついているファスナーポーチです。
ティッシュケース部分を先に作り、
あとはファスナー、パイピングまで同じ方法です。
マチを作る場合は最後にミシンで縫います。
(このレシピはマチを省略しても作れます)
マチが2cmなのでパイピング部分に直接ミシンをかけていますが、
マチが3cm以上の時はマチもパイピングでくるみます。

 

 

pa152/ダブルファスナーポーチ

20170721-3

 

前面にファスナーポケットがついた形のポーチです。
ティッシュケース同様、先に前のファスナーポケットを作ります。
これも全部ミシンで縫って作ります。
ポケットができたら、後の工程はキーケースと同じです。

 

 

pa087/アクセサリーポーチ

20170721-4

 

袋部分にカーブのあるポーチです。
キルティングの生地を使うので難易度はやや高め。
内ポケットを裏地につけてからファスナーをミシンで縫い付け、
外周をバイアステープでパイピングします。

 

 

pa042/キャラメルポーチ

20170721-5

 

脇を折りたたんでマチを作るポーチ。
形がキャラメル包みに似ているのでこう呼ばれています。
ファスナーつけまでは同じで、
このレシピは裏地の脇に「耳」がついていて、
中表で折りたたんだらそれを使ってパイピングのようにくるみます。
パイピング布が裏地と一体化しているのでパーツが少なく、
縫い代もごろごろせずにすっきり仕上がります。

 

 

pa151/箱形ポーチ・S

20170721-6

 

ファスナーをミシンで縫いつけた後、マチを縫い、
脇の四辺をパイピングでくるんで仕上げます。
ファスナー部分も箱形の寸法の中に入っているため、
きちんと作らないときれいな箱の形にならず、
ポーチタイプでは一番難しいかもしれません。

 

ファスナーの小物、まだまだ続きます。

 

 

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小物作りの基礎講座 19

20170718-1

 

いろんなファスナー小物 その1
基本のつけ方で作るポーチ

 

前回紹介したつけ方で表地にファスナーを縫いつけ、
裏地は裏地のみで袋状にし、表地と裏地を別々に組み立ててから、
最後にまつり縫いで口を縫い合わせる方法を、
yurarikaでは「ファスナーの基本のつけ方」と呼んでいます。
袋の形やサイズを変えることで、同じ作り方でいろんなポーチが作れます。
yurarikaオリジナルパターンには初心者コースで作るものから、
カーブがある中級者向けまでたくさんあります。
その中からいくつか紹介します。

 

pa131/ファスナーポーチ・マチ付き(S・M)

20170718-2

 

定番で製作しているポーチで、
SとMの2サイズがセットになったパターンです。
ファスナーの長さと袋のサイズが違うだけで、作り方は同じです。
ファスナーが初めて、という方にはおすすめのレシピ。

 

pa123/舟形ポーチ(M・L)

20170718-3

 

同じ作り方でマチを広く取ったタイプ。
こちらは内ポケットがついています。
Lサイズは25cmのファスナーを使うのでまつり縫いが大変ですが、
全部ミシンで縫うタイプのレシピを参照して、
脇をパイピング始末にすると作りやすくなります。

 

pa088/ポケットポーチ

20170718-4

 

こちらも定番で製作しているのでブログではおなじみですが、
オリジナルパターンは初心者向けになっているので、

店頭のと仕様が少し違います。
ファスナーが12cmと短いので、

2本目のステッチミシンを縫いやすくするため、
他のポーチとは手順を変えて、

ファスナーをつけてから2枚の布を縫い合わせます。

 

pa095/ラウンドポーチ

20170718-5

 

口がカーブしている形です。
縫い代ガイドを使ってカーブを縫うときは、
縫い代の幅にむらが出やすく難しいです。
ファスナーの縫い代7mmを守って一定で縫うようにします。
キルティングの生地を使うことでカーブのラインがきれいに出ますが、

キルト芯をはさめても同じように作れます。
裏地もカーブしているので二つ折りの作業が曲線になります。
そのまま折るのは難しいので、縫い代をぐし縫いで縮めてから、
厚紙で作った型紙を使ってアイロンで二つ折りにします。

 

pa116/メガネケース

20170718-6

 

短いファスナーをカーブさせたパターン。
急カーブなのでファスナー部分はしつけをかけてからミシンをかけます。
キルト芯をはさめて作るレシピで、裏地もラウンドポーチと同じ手法です。

 


 

 

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| 小物作りの基礎講座 | 15:16 | comments(0) | - | pookmark |
小物作りの基礎講座 18

20170715-1

 

基礎講座は前回のつづきです。

ファスナーの基本的なつけ方について。

 

ファスナーをミシンで縫うときは、ファスナー押さえ(写真右)を使います。
横幅が半分になった押さえ金です。
「普通の押さえ金で無理矢理縫ってました」という人が、意外に多い。
大抵の家庭用ミシンには付属品としてついています。
付属品の袋を開けたことがないとか、押さえ金って交換できるんだ!
という話も数多く、初心者向けのファスナーの講習の時にはここからお話します。

 

yurarikaのファスナーのレシピはいろいろありますが、
今回は基本的なつけ方を紹介します。

 

20170715-2

 

ファスナーのテープの横幅と布の幅がほぼ同じなので(例外あり)、
テープと布をぴったり合わせてまち針で留めます。
最初に合わせるときはファスナーを閉じた状態で行い、
2つの横幅を確認します。
微妙に合わないことも多いので、合わない時は無理に合わせず、
たるみができないようにします。
このとき、どちらかの端に寄せないようにします。
たとえばテープが2mm長い場合は両側に1mmずつはみ出します。
まち針はミシンをかける方向に対して90度の角度で刺しますが、
ファスナーのテープの幅が狭いので少し斜めになっても良いです。

 

20170715-3

 

ミシンをかけるときは縫い代ガイドを使います。
yurarikaレシピではファスナーの基本の縫い代は7mmです。
ミシンのかけ始めはスライダーをミシンの針から遠い方(手前)にし、
真ん中を過ぎたあたりで一度止まって押さえ金を上げ、

スライダーを向こう側に移動します。
ミシンをかけながらスライダーの横を通らないようにします。
テープからぴったり7mmでミシンをかけると、
できあがった時に布と務歯の間隔が同じになってきれいです。

 

20170715-4

 

    ↓

 

20170715-5


縫い代はアイロンで倒しますが、テープは折らないようにします。
表側から布を向こう側に倒すようにしてしっかり割り開きます。
最後に布の折り山から1.5mmくらいのところにステッチミシンをかけます。

 

これをもう1回繰り返して反対側もつけます。
反対側をつけるときは、布の脇を揃えてからテープと布の口側を合わせます。
アイロンで倒すところまでは同様にできますが、
最後のステッチミシンの時はファスナーは全部開け、中表の状態にしてミシンをかけます。
縫い終わりまでファスナーは開けたままで、
一番最後は手前を広げてのぞき込むようにして縫います。

 

20170715-6

 

  ↓

 

20170715-7

 

次回はいろんなファスナー小物を紹介します。

 

 

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| 小物作りの基礎講座 | 14:18 | comments(0) | - | pookmark |
小物作りの基礎講座 17

20170713-1

 

おひさしぶりの基礎講座はファスナーの話です。
教室や店頭で聞かれる質問事項のNO.1と言ってもいいくらい、
小物作りで最も知りたいことのひとつのようですが、
「ファスナーつけって難しい」と思っている人がすごく多いなぁと思います。
実際に教室でやってみると「思ったより簡単だった」という感想もまた多いのが、
ファスナーつけです。
つけ方の手順をきちんと踏めば、きっとハードルは下がるはず。
というわけで、数回に分けてファスナーの話を書きたいと思います。

 

1回目はファスナーの構造と種類について。

 

20170713-2

 

まずはファスナーの名称について。

ファスナーにはパーツごとに名称がついています。
布部分が「テープ」、引き手が「スライダー」、かみ合わせ部分が「務歯(むし)」、
上の留め具が「上止」、下の留め具が「下止」です。
スライダーを動かして務歯をかみ合わせたり開いたりします。

 

20170713-3

 

ファスナーの種類について。
大きな手芸店に行くと、ファスナーだけでもたくさんの種類があって、
どれを選んだら良いのか迷ってしまいます。

洋服に使うものから小物用までいろいろあるのですが、

ここでは「小物作り」に必要な部分をピックアップしていきます。


yurarikaオリジナルパターンで使っているファスナーは、今のところこの2つ。
上が「フラットニット」という商品名で販売されている樹脂タイプのもの、
下が「玉付きファスナー」と呼ばれている金属タイプのものです。

 

フラットニットはテープ部分がニット、務歯部分が樹脂でできていて、
務歯にはミシンをかけたり、はさみで直接カットすることができます。
フラットニットは20cmが一番ポピュラーで、
手芸店での取り扱いは20cmと50cmが多いです。
小物作りではこれ以外のサイズが必要なこともあるので、
サイズ調整は必要サイズよりも長いものを購入し、
購入時にお店でカットしてもらいます。
フラットニットは下止を金属の金具で留め直すだけなので簡単ですが、
専用の道具が必要です。
務歯にミシンがかけられるので、
レシピによってはミシンをかけることで下止の代わりにし、
長さ調整をしなくて良い場合もあります。

(一番上の写真の左側、貴重品ポシェットはミシンをかけて調節しています)

 

玉付きファスナーは務歯部分が金属製であることが、
フラットニットとの大きな違いです。
スライダーの先についている引き手に球形の金属がついています。
手でつかみやすいのでポーチに使われることが多いです。
金属製なので務歯にミシンはかけられません。
サイズ変更が必要な場合は専用の道具で長さを調節してから使いますが、

これも手芸店でやってもらえます。
10cmから20cmまでは2cm単位で販売されているので、

合うものを選んでなるべく調節しないで使うのが良いです。
ただ、お店によって在庫のある長さがばらばらで、
20cmの他にもう1〜2種類、というお店が多いようです。
yurarikaオリジナルパターンで使っている長さは店内で在庫している他、
web shopでは型紙と一緒に購入できます。

 

つづく。

 

 

参考サイト「YKKファスニングサポート」

http://www.ykkfastening.com/japan/

 

 

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フルーツ柄でファスナーポーチ

20170711-1

 

少し前になりますが、フルーツ柄でファスナーポーチのSとMを作りました。

 

20170711-2

 

前と後ろ。

同じ生地から取っていますが、違う柄が入るようにしています。

 

20170711-3

 

裏地はきみどりの水玉。

この柄のオレンジ系はきみどりと相性が良いです。

 

20170711-4

 

20170711-5

 

紫系のSサイズとオレンジ系のMサイズ。

前と後ろです。

 

20170711-6

 

裏地は、紫系は紫の水玉、オレンジ系はきみどり。

 

20170711-7

 

20170711-8

 

グリーン系の前と後ろ。

 

20170711-9

 

表側から見ると全体に渋めカラーですが、

表地にちょこっとだけ入っているうすピンクと同じ色で、

裏地にはピンクの水玉を合わせています。

 

 

 

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