ゆらりか通信

札幌の布雑貨とソーイングのお店・yurarika*店主の日常雑記。
小物作りの基礎講座 15

20170223-4

 

型紙について、その3。

型紙の応用-アレンジについて。


既存の型紙を利用してアレンジすることもできます。
長方形のシンプルな型紙の場合は、
縦と横の寸法を変えるだけでサイズ違いのものを作ることが可能です。
ただし、元の型紙は全体のバランスを考えて作ってあるので、
アレンジは少しサイズが合わない場合など調整する程度にとどめておいて、
大きく変える必要がある時は違う型紙を使った方が良いです。
マチのついたバッグやポーチの場合、
マチの寸法はそのままにして、縦または横を広げる方法が、
失敗が少ないと思います。
アレンジの際は型紙のできあがり線を参考にしながら、
あらためてパターン紙に製図をします。

 

例1-四角い型紙
pa131/ファスナーポーチ・マチ付き(S・M)

 

20170223-1

 

この型紙は、Sサイズ(写真)は14cmファスナー、
Mサイズは20cmファスナーを使っています。
この中間の長さのファスナーで作りたい場合は、
どちらかの型紙の横幅を変更することで対応できます。
縦の寸法がSとMで1cmの差があるので横幅が近い方を使うと良いです。

 

・例/16cmのファスナーで作る場合
Sサイズの型紙の横幅を2cm広げます。

 

・例/18cmファスナーで作る場合
Mサイズの型紙の横幅を2cm縮めます。

 

このようにファスナーに合わせて横幅を調整する場合、
ファスナーの増減分を型紙に反映させて製図します。
縦方向に大きくしたい場合は切り替えをなくして表地を1枚で作ると、
切り替え部分のバランスを考慮せずに済みます。

縦横いずれもマチの寸法を変更しない場合の方法です。

バッグの横幅を広げる場合は、持ち手付け位置が元のままで良いか、
製作の途中で確認すると良いです。

 


例2-カーブの型紙
pa018/ティーコゼーとポットマット

 

20170223-2

 

ティーコゼーの型紙は小さめのポットを想定して作っているので、
大きいポットの場合は横幅が足りないこともあります。

 

・例/横幅を3cm広げる

型紙を中心で切り開き、3cm横に広げて直線でつなぎます。


横幅を3cm広げると、外周で6cm大きくなります。

このような左右対称のカーブの型紙のサイズを大きくする場合、
中央から直線で横に伸ばすことで型紙を大きくできます。

 


例3-斜めの型紙
pa141/ハンガーカバー

 

20170223-3

 

このハンガーカバーは、シャツなど薄地のものにかけることを想定して、
サイズを出しています。
厚手のコートなどにはちょっときついので、
横幅を広げることで対応できます。
この型紙の横幅を広げる時は、縦の直線部分を左右均等に平行移動し、
斜めの線は引き直します。
縦に長くしたい場合は、そのまま下方向に大きくしますが、
横も少し広げておいた方がゆったり使えます。

 

・例/横に4cm広げ、縦に20cm伸ばす

縦のできあがり線をそれぞれ横に2cmずつ並行移動します。
できあがり線の上端と、元の斜め線の上端を線で結びます。
これが新しいできあがり線となります。
次に下のできあがり線から20cm伸ばします。
最後に指定の縫い代をつけます。

 

 

いずれの場合も、できあがり線から引いて最後に縫い代をつけると良いです。

特にカーブや斜めの部分を変更する場合はできあがり線を移動します。

よく聞くのが、型紙を拡大コピーする、というものですが、
これはあまりおすすめしません。
立体の型紙の場合はパーツ同士が合わなくなる部分も出てきます。
サイズを変えたい場合は、面倒でも自分で採寸し、製図をし直しましょう。

 

※わかりやすいよう図解したかったのですが、

パソコンで図形を描くのが苦手で断念しました。。。

文字情報のみでごめんなさい。

 

 

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| 小物作りの基礎講座 | 12:46 | comments(0) | - | pookmark |
フルーツ柄でサニタリーポーチ

20170217-1

 

フルーツ柄でサニタリーポーチを作りました。

最近人気上昇中のこちらの柄。

この色ばかりが売れています。

 

20170217-2

 

どちらも同じ柄の同じ色です。

切り取り方によって、違う布で作っているかと思うくらい、

違う感じになります。

 

20170217-3

 

完成品は10年以上販売しているロングセラー。

yurarikaオリジナルパターンでは初期の型紙ですが、

息の長い人気商品で、初心者さんにもおすすめです。

サニタリーポーチのオリジナルパターンはこちらから購入できます。

 

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2月19日(日)は臨時休業いたします。

ちえりあホールで行われる、

アンサンブルコンテストに参加してきます。

 

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小物作りの基礎講座 14

20170214-1

 

型紙について、その2。

型紙に記載されている記号などについて。

 

型紙にはたくさんの情報が詰まっています。

型紙によっては記載方法が違っていたり、

記載されていない場合もありますが、

おおむね一般的に使われている方法で、
yurarikaオリジナルパターンの場合で説明します。

 

1.布目線

 

布の向きを表す記号です。

両矢印で、布目の縦方向を表します。
布の縦地と布目線が並行になるように型紙を置きます。
小物は長方形の型紙が多いので、
布目線と平行な線が型紙の端にあればそこと合わせても良いです。
柄を優先させる場合、布目線の指示通りじゃなくても良いですが、
1つの小物で何枚かの布を合わせる場合は、
縦と横が混ざらないようにした方がきれいに仕上がります。

 

2.できあがり線

 

型紙の一番内側の線ができあがり線です。(一部例外もあります)
大きい柄などの場合は、できあがりのイメージを確認して、
入れたい柄が縫い代にかからないようにします。

 

3.合印(あいじるし)

 

パーツ同士を合わせるための印。

型紙の端から伸びた直線の先に小さい○印がある箇所が合印です。
カーブのある型紙や形の違うパーツを縫い合わせる時に使います。
裁断する時にノッチ(0.2〜0.3僂寮擇蟾み)を入れます。

 

4.○○付け位置

 

持ち手付け位置、ひも付け位置、など、

違うパーツを仮留めする位置を示します。
合印と同様、裁断時にノッチを入れます。
(レシピに寸法が入っていて、直接測ってチャコで印をつけることもあります)

 

5.わ

 

布を二つ折りにして裁断する時の折り目の部分。
パーツの前後または左右が対称になっていて、
裁断して開くと倍の大きさになります。
「わ」にすると半分の作業で裁断でき、同じ大きさに裁てます。

 

6.脇

 

袋物の左右の横端にあたる部分。
パーツの向きがわかるように記載しています。

 

7.中心線

 

台形やカーブの型紙の場合、型紙の中央にあたる部分。
中心線で型紙を谷折りにし、型紙を置く時に布目を確認するのに使います。
柄の中央で合わせたりする際にも利用できます。

 

20170214-2

 

 

その他に、型紙の名称、パーツ名、裁断枚数が書いてあるので、

写し取る時は必ず転記します。

 

ちなみに、yurarikaオリジナルパターンは、手書きです。

定規とシャープペンシルでA3の紙に直接書いています。

型紙の文字情報はパソコンで作ってプリントアウトしたものを、

切り取って貼っています。かなりアナログです。

(今回使っている写真は型紙の原稿になります)

これをコピーしたものを販売しています。

 

型紙のお話、もう少し続きます。

次回は応用編です。

 

 

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| 小物作りの基礎講座 | 14:38 | comments(0) | - | pookmark |
生地入荷

20170210-1

 

生地が入荷しました。

 

20170210-2

 

和のイメージ漂うプリント生地。

さらっとした薄地です。

ポーチの裏地などに。

 

20170210-3

 

販売中の鳥の生地の色違い、紺も入荷しました。

まるで夜空を飛んでいるよう。

同じブルー系でも全然違うイメージです。

 

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ここのところ切る作業が続いています。

教室キットの布はもちろんのこと、

型紙、接着芯、底板と、切る、切る、切る。

ようやく一通り終わったと思ったら、新しい生地が届いてまた切る作業。

そろそろ何か作りたいなぁ。

作る仕事もあるのでぼちぼち着手したいと思いますが、

裁断しないと先に進まないのでした。

なかなかミシンまでたどりつけない今日この頃です。

 

 

 

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小物作りの基礎講座 13

20170206-1

 

ひさしぶりの基礎講座です。

昨年こそ続けようと思っていたのに前回UPから半年が過ぎていました。

今年こそ!がんばってコンスタントに更新したいと思います。

今回は型紙について。

 

ソーイングに欠かせないのが型紙です。
パーツを裁断したり印をつけたりするのに使います。
ソーイング本などについている型紙には縫い代がついていないのが一般的ですが、
yurarikaオリジナルパターンには縫い代もついています。
(例外的についていないものもあります)
洋服と違って小物の場合は補正の必要がなく、
縫い代付きの型紙の方がそのまま裁断できて便利です。
できあがり線もついているので、
柄合わせやパターンをアレンジする時にも使いやすいと思います。

 

20170206-2

 

型紙は、ソーイング本の場合は1枚の紙にたくさん描いてあるので、
使う型紙を選んでパターン用紙に写し取り、それを切り取ります。
できあがり線しかない場合は指定された縫い代を追加してから切り取ります。
写し取る時は合印(あいじるし)などの必要な印も一緒に書き込みます。
パターン用紙は手芸店で購入できます。
yurarikaオリジナルパターンは実物大の型紙が一枚ずつ印刷してあり、
そのまま切り取って使えます。
ただ、コピーによるゆがみが多少あるので、
はさみよりもカッターを使うのがおすすめです。
教室で使う型紙は事前にわたしが全部切り取っておくのですが、
ゆがみを直しながらカットすることもあります。
貼り合わせの型紙の場合は、貼り合わせる一辺だけを先に切って貼り、
残りをあとからカッターでまとめて切るときれいに切り取れます。

 

型紙にはたくさんの情報がつまっています。
写し取る時はそれらもすべて記入しておきます。
パターン名、パーツ名、裁断枚数、布目線の4つは、
あとで見た時にわかるよう必ず書いておきます。
わたしはこの他に寸法も記入し、
必要な用尺がすぐにわかるようにしておきます。

 

型紙に書いてあるいろいろな情報については次回。

 

 

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