1月のBコース(中級者向け)では「がま口コインケース」を作っています。
ソーイングクラスではリクエストが多く、
一度は作ってみたい!と思うアイテムのひとつです。
がま口は布を使って作る小物ですが、
わたしはソーイングとは別のカテゴリだと思っています。
作業は大きく分けて「袋布を作る」と「口金を入れる」の2つです。
袋布を作る工程には、ふだんの小物作りでは出てこない作業があります。
まったくないわけではなく、作るものの形にもよりますが、
レシピが複雑になってしまうのでわたしはあまり使わない工程です。
そして口金を入れるのはもちろんがま口特有の作業。
ソーイングとはまったく別物で、どちらかというと工作に近いと思います。
このような理由でがま口は布小物作りではちょっと特殊なアイテムです。
ソーイングクラスでは2〜3年に1回くらいのペースで作っていますが、
毎回ほとんどの方が「難しかったー!」と言うくらい、
yurarikaの教室では難物の位置づけです。
実を言えばわたしもあまり得意ではなく、毎回型紙を作るのに試行錯誤。
常に勉強しながらやっています。
前置きが長くなりましたが、今日はそのがま口作りの道具について。
がま口専門の教室ではないので、専用の道具は用意せず、
身の周りにあるものを使って「口金を入れる」作業をします。
まずボンドを口金につけて袋布を入れ、その次に紙ひもを入れます。
その時に使うのが、マイナスドライバーです。
これは先が薄い細身のドライバーです。
マイナスドライバーは、ドライバーセットの中に
サイズ違いで2本くらいは入っていると思いますが、
一般的なものだとちょっと先が厚めで口金に入らないことが多いです。
以前は持っているマイナスドライバーをかき集めてやっていましたが、
今年は口金が薄くてこれ以外のでは無理そうだったので、
もともと持っていたものに人数分を追加して用意しました。
こんな感じで紙ひもを入れていきます。
先が長いので使いやすく、薄いから奥までぐっと入ります。
紙ひもを入れた後、最後の仕上げに使うのが、口金つぶし。
自宅でも気軽に作れるようにと、
専用の道具はあえて用意しない主義でしたが、
これは今回の教室に向けて新しく購入しました。
以前からがま口をやるたびに買おうか迷っていたのですが、
教室では2〜3年に一度しか作らないし、
自分もふだんはほとんど作らないので、先送りにしていました。
今まではラジオペンチを使っていて、それでも十分に代用可能です。
ただ、毎回ここの工程は手こずるので、
道具を変えてみたら少しやりやすくなるかな?と思い、
いまさらながら使ってみることにしました。
一番最後に口金の端を締めるのに使います。
使い方はラジオペンチと同じですが、
ピンポイントで力をかけられるので楽です。
実際に使ってみると、口金つぶしがいいという人と、
ラジオペンチがいいという人に分かれました。
とは言え、慣れていないので最初はなかなかうまくいかず、
最後の4つ目あたりで1回でできた!という感じでした。
この口金つぶし、他の用途はないものかと思っているのですが、
名前が名前だけにたぶんないんだろうなぁと。
こうして道具がまたひとつ増えていきます。
2月のAコースでも新しい道具が登場します!
またあらためて記事にしますね。
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