ゆらりか通信

札幌の布雑貨とソーイングのお店・yurarika*店主の日常雑記。
小物作りの基礎講座 20

20180123-1

 

基礎講座は前回UPから半年以上たってしまいましたが、ぼちぼち再開。

前回ファスナー小物いろいろの話をして、つづきは次回、としていましたが、

ちょっと飛ばしてまつり縫いのお話を。

 

1月ソーイングクラスのAコース(初心者向け)では、

「バネポーチ【4】」を作っています。

バネポーチにはまつり縫いがつきもの。

まつり縫いがないレシピもあることはありますが、

基本のバネポーチの場合は構造上、避けては通れません。

そしてまつり縫いの苦手な人がなんと多いことか。

yurarikaのレシピはできるだけミシンを使って手縫いの工程は少なくしていますが、

どうしても手縫いじゃないとできない部分も出てきます。

バネポーチのまつり縫いは返し口を閉じるためのもので、

スカートの裾などとは手法が少し違うのですが、

まつり方についてはまた今度で、今日は糸のお話を。

 

まつり縫いをするとき、yurarikaではミシン糸を使っています。

ミシン糸だからミシンにしか使ってはいけないということはなく、

手縫いで使ってももちろんOKです。

ミシン糸を使う理由は、たまにしか出てこない手縫いのために、

いろんな色の糸をたくさん揃えるのがもったいないから。

ミシン糸ならかなりの色数を持っているので、

その中から合う色を選んだ方が合理的なのです。

 

ミシン糸と手縫い糸では撚りの向きが違います。

ミシン、手縫いともに、縫っているうちに糸に撚りがかかるので、

それとは逆向きに撚っておくことでからまらないようになっています。

なので、ミシン糸を手縫いで使うときには、

縫っているうちにからまったり、結び目ができてしまったりするので、

時々撚りをほぐしてあげるのがスムーズに進めるポイントです。

 

20180123-2

 

糸は一本取りで布の色に合わせて選びます。

色を合わせる時はぴったり同じじゃなくても大丈夫。

目立たない色であればOKです。

たとえばこちらのピンクとグリーンにはベージュを使っています。

近いピンクやグリーンもありますが、ベージュの方が糸が目立ちません。

ミシンをかけるときも同じ色です。

選ぶときは布の上に糸を一本で乗せてみてなじむかどうかを確認します。

 

ちなみにこのベージュはフジックスの131番で、yurarikaでは基本の色。

ちょっと渋めのナチュラルカラーによくなじみます。

淡い色なら全部この色で縫ってしまうことも多いです。

 

 

 

 

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| 小物作りの基礎講座 | 13:59 | comments(0) | - | pookmark |
小物作りの基礎講座 19

20170718-1

 

いろんなファスナー小物 その1
基本のつけ方で作るポーチ

 

前回紹介したつけ方で表地にファスナーを縫いつけ、
裏地は裏地のみで袋状にし、表地と裏地を別々に組み立ててから、
最後にまつり縫いで口を縫い合わせる方法を、
yurarikaでは「ファスナーの基本のつけ方」と呼んでいます。
袋の形やサイズを変えることで、同じ作り方でいろんなポーチが作れます。
yurarikaオリジナルパターンには初心者コースで作るものから、
カーブがある中級者向けまでたくさんあります。
その中からいくつか紹介します。

 

pa131/ファスナーポーチ・マチ付き(S・M)

20170718-2

 

定番で製作しているポーチで、
SとMの2サイズがセットになったパターンです。
ファスナーの長さと袋のサイズが違うだけで、作り方は同じです。
ファスナーが初めて、という方にはおすすめのレシピ。

 

pa123/舟形ポーチ(M・L)

20170718-3

 

同じ作り方でマチを広く取ったタイプ。
こちらは内ポケットがついています。
Lサイズは25cmのファスナーを使うのでまつり縫いが大変ですが、
全部ミシンで縫うタイプのレシピを参照して、
脇をパイピング始末にすると作りやすくなります。

 

pa088/ポケットポーチ

20170718-4

 

こちらも定番で製作しているのでブログではおなじみですが、
オリジナルパターンは初心者向けになっているので、

店頭のと仕様が少し違います。
ファスナーが12cmと短いので、

2本目のステッチミシンを縫いやすくするため、
他のポーチとは手順を変えて、

ファスナーをつけてから2枚の布を縫い合わせます。

 

pa095/ラウンドポーチ

20170718-5

 

口がカーブしている形です。
縫い代ガイドを使ってカーブを縫うときは、
縫い代の幅にむらが出やすく難しいです。
ファスナーの縫い代7mmを守って一定で縫うようにします。
キルティングの生地を使うことでカーブのラインがきれいに出ますが、

キルト芯をはさめても同じように作れます。
裏地もカーブしているので二つ折りの作業が曲線になります。
そのまま折るのは難しいので、縫い代をぐし縫いで縮めてから、
厚紙で作った型紙を使ってアイロンで二つ折りにします。

 

pa116/メガネケース

20170718-6

 

短いファスナーをカーブさせたパターン。
急カーブなのでファスナー部分はしつけをかけてからミシンをかけます。
キルト芯をはさめて作るレシピで、裏地もラウンドポーチと同じ手法です。

 


 

 

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| 小物作りの基礎講座 | 15:16 | comments(0) | - | pookmark |
小物作りの基礎講座 18

20170715-1

 

基礎講座は前回のつづきです。

ファスナーの基本的なつけ方について。

 

ファスナーをミシンで縫うときは、ファスナー押さえ(写真右)を使います。
横幅が半分になった押さえ金です。
「普通の押さえ金で無理矢理縫ってました」という人が、意外に多い。
大抵の家庭用ミシンには付属品としてついています。
付属品の袋を開けたことがないとか、押さえ金って交換できるんだ!
という話も数多く、初心者向けのファスナーの講習の時にはここからお話します。

 

yurarikaのファスナーのレシピはいろいろありますが、
今回は基本的なつけ方を紹介します。

 

20170715-2

 

ファスナーのテープの横幅と布の幅がほぼ同じなので(例外あり)、
テープと布をぴったり合わせてまち針で留めます。
最初に合わせるときはファスナーを閉じた状態で行い、
2つの横幅を確認します。
微妙に合わないことも多いので、合わない時は無理に合わせず、
たるみができないようにします。
このとき、どちらかの端に寄せないようにします。
たとえばテープが2mm長い場合は両側に1mmずつはみ出します。
まち針はミシンをかける方向に対して90度の角度で刺しますが、
ファスナーのテープの幅が狭いので少し斜めになっても良いです。

 

20170715-3

 

ミシンをかけるときは縫い代ガイドを使います。
yurarikaレシピではファスナーの基本の縫い代は7mmです。
ミシンのかけ始めはスライダーをミシンの針から遠い方(手前)にし、
真ん中を過ぎたあたりで一度止まって押さえ金を上げ、

スライダーを向こう側に移動します。
ミシンをかけながらスライダーの横を通らないようにします。
テープからぴったり7mmでミシンをかけると、
できあがった時に布と務歯の間隔が同じになってきれいです。

 

20170715-4

 

    ↓

 

20170715-5


縫い代はアイロンで倒しますが、テープは折らないようにします。
表側から布を向こう側に倒すようにしてしっかり割り開きます。
最後に布の折り山から1.5mmくらいのところにステッチミシンをかけます。

 

これをもう1回繰り返して反対側もつけます。
反対側をつけるときは、布の脇を揃えてからテープと布の口側を合わせます。
アイロンで倒すところまでは同様にできますが、
最後のステッチミシンの時はファスナーは全部開け、中表の状態にしてミシンをかけます。
縫い終わりまでファスナーは開けたままで、
一番最後は手前を広げてのぞき込むようにして縫います。

 

20170715-6

 

  ↓

 

20170715-7

 

次回はいろんなファスナー小物を紹介します。

 

 

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◇お知らせ

 

7月15日(土)は都合により16時30分までの営業となります。

 

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小物作りの基礎講座 17

20170713-1

 

おひさしぶりの基礎講座はファスナーの話です。
教室や店頭で聞かれる質問事項のNO.1と言ってもいいくらい、
小物作りで最も知りたいことのひとつのようですが、
「ファスナーつけって難しい」と思っている人がすごく多いなぁと思います。
実際に教室でやってみると「思ったより簡単だった」という感想もまた多いのが、
ファスナーつけです。
つけ方の手順をきちんと踏めば、きっとハードルは下がるはず。
というわけで、数回に分けてファスナーの話を書きたいと思います。

 

1回目はファスナーの構造と種類について。

 

20170713-2

 

まずはファスナーの名称について。

ファスナーにはパーツごとに名称がついています。
布部分が「テープ」、引き手が「スライダー」、かみ合わせ部分が「務歯(むし)」、
上の留め具が「上止」、下の留め具が「下止」です。
スライダーを動かして務歯をかみ合わせたり開いたりします。

 

20170713-3

 

ファスナーの種類について。
大きな手芸店に行くと、ファスナーだけでもたくさんの種類があって、
どれを選んだら良いのか迷ってしまいます。

洋服に使うものから小物用までいろいろあるのですが、

ここでは「小物作り」に必要な部分をピックアップしていきます。


yurarikaオリジナルパターンで使っているファスナーは、今のところこの2つ。
上が「フラットニット」という商品名で販売されている樹脂タイプのもの、
下が「玉付きファスナー」と呼ばれている金属タイプのものです。

 

フラットニットはテープ部分がニット、務歯部分が樹脂でできていて、
務歯にはミシンをかけたり、はさみで直接カットすることができます。
フラットニットは20cmが一番ポピュラーで、
手芸店での取り扱いは20cmと50cmが多いです。
小物作りではこれ以外のサイズが必要なこともあるので、
サイズ調整は必要サイズよりも長いものを購入し、
購入時にお店でカットしてもらいます。
フラットニットは下止を金属の金具で留め直すだけなので簡単ですが、
専用の道具が必要です。
務歯にミシンがかけられるので、
レシピによってはミシンをかけることで下止の代わりにし、
長さ調整をしなくて良い場合もあります。

(一番上の写真の左側、貴重品ポシェットはミシンをかけて調節しています)

 

玉付きファスナーは務歯部分が金属製であることが、
フラットニットとの大きな違いです。
スライダーの先についている引き手に球形の金属がついています。
手でつかみやすいのでポーチに使われることが多いです。
金属製なので務歯にミシンはかけられません。
サイズ変更が必要な場合は専用の道具で長さを調節してから使いますが、

これも手芸店でやってもらえます。
10cmから20cmまでは2cm単位で販売されているので、

合うものを選んでなるべく調節しないで使うのが良いです。
ただ、お店によって在庫のある長さがばらばらで、
20cmの他にもう1〜2種類、というお店が多いようです。
yurarikaオリジナルパターンで使っている長さは店内で在庫している他、
web shopでは型紙と一緒に購入できます。

 

つづく。

 

 

参考サイト「YKKファスニングサポート」

http://www.ykkfastening.com/japan/

 

 

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小物作りの基礎講座 16

20170410-1

 

「裁ちばさみは何を使っていますか?」
 

教室でこの話をすると、
「小学生の時の裁縫セットに入っていたものをそのまま使っている」
という方がとても多いです。
そしてみなさん「でも切れないんですよねー」と続けます。

 

yurarikaソーイングクラスでは、庄三郎の裁ちばさみを使っています。
学生の時に学校で揃えたもので自分で選んだわけではないのですが、
使いやすかったので教室を始める時に同じメーカーのものにしました。
近くの手芸店には自分が使っていた20cmがなかったので、教室用は24cmです。
最初は大きいなぁと思いましたが、慣れると20cmがとても小さく感じます。
洋裁では複雑なパーツを切ったり、細かな作業もあるので小さい方が便利ですが、
小物作りの場合は大きいものをまっすぐ裁断することが多いので、
今使っている24cmが使いやすいです。
切れなくなってきたら刃物屋さんで研いでもらえるので、長く使えます。
 

購入するにはちょっと勇気のいる価格なのですが、
裁断はすごく大事な作業。
ソーイングは裁断からスタートし、
ミシンをかける時に縫い代ガイドを使うことを考えると、
裁断が完成度を左右すると言ってもいいくらいです。
切れるはさみで型紙通りに裁断することで、
その後の作業に大きな違いが出ます。
自分は裁断が下手だと思っていた人が、
切れるはさみを使うことで難なくできた、ということもあります。
良い道具に助けてもらうことも、きれいな仕上がりには必要かもしれません。

 

ところで、yurarikaの教室用裁ちばさみは数年に一度、研ぎに出しています。
毎年冬になると「今日はよく切れますね!」と言われることが多いのですが、
しょっちゅう研ぎに出しているわけでもないのになぜだろう?と不思議です。
寒いからなのか乾燥しているからなのか、理由は未だにわかりません。

 

20170410-2

 

糸を切る時は糸切りばさみ。
切れなくなってきたので一年ほど前に教室用のを買い替えました。
同じものがなかったのでこちらにしたところ、
「使いやすい!」と好評です。
刃先が別になっている以外は形も今までと同じだし、
これも何が違うのかよくわからず。
道具は使ってみないとわからないことも多いです。

 

 

 

 

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