ゆらりか通信

札幌の布雑貨とソーイングのお店・yurarika*店主の日常雑記。
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マスク作り裏話

20200530-1

 

裏話、というほどのものではないですが、

マスクのパターン製作にまつわる話を記録しておきたいと思います。

※かなり長いです
 

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3月中旬頃。
ドラッグストアからマスクが消えて以降、まったく入荷の気配がないので、
これはひょっとして当分買えないんじゃないかと思い、
いよいよ作らないとダメかな、となんとなく気に留めていた。
この時点では販売用ではなく自分用として。
そんな時に来店したお客様から「マスク作らないんですか?」と、
立て続けに聞かれて、じゃあ販売用として作ろう!と重い腰を上げた。

使う生地はやっぱりガーゼだよね、と思って調べてみると、
世の中ではすでに品薄状態。出遅れていた。
マスク用のゴムも品切れ。
後に鼻あて用のワイヤーが販売されていることも知ったのだけれど、
こちらもアウト。代用品もすべて完売だった。
そうこうしているうちに運よく白のガーゼを入手できたので、
他の材料に関しては様子を見ることにして(この時はまだ楽観的だった)、
とりあえず型紙を起こして試作するところから始めた。

手持ちのマスクを参考にしてプリーツタイプで型紙を起こしてみた。
本体はプリーツでたたんでパイピングでくるみ、そこをゴム通しにする形。
不織布マスクは薄くて張りがあるので、
同じサイズでガーゼで作るとかなりもったりとしてしまう。
タックが多いとそれだけ手間がかかるので、本数は減らした方がよさそう。
タックを上下対称のデザインにすると寸法をきっちり合わせないとならず、
難易度が上がるので向かい合わせから下向き一方向のタックに変更する。
そしてパイピングを普段作っている布雑貨と同じ方法でやったら、
ゴムが通らなかった(そりゃそうだ)。
こんなよく考えたらわかることも、実際に作ってみないと気づかないもので、
普段作っていないタイプのものを作るのはなかなか大変である。

ゴム通し部分の縫い代を半分にして、タックを下向きにして再チャレンジ。
2回目の試作ではあご周りの布が余るのが気になり、
試着した自分の顔を鏡で見たまましばらく考えてみるが、
良い案が浮かばないので一晩寝かせる。
余談だけれど、試作がうまくいかない時に一晩寝かせると、
突然いい案がひらめくことがあるから、
あまりぎりぎりで進めないようにしている。
何事もゆとりが大事。

さて、3回目ではどうしたかというと、
縦方向の寸法を少し短くすることで布の量を減らすことにした。
横幅は1回目から変更せず仕上がり寸法16cmのままである。
3度目の正直なのか、ようやく過不足なくぴったり感のあるマスクになった。
あご周りもすっきり。長ければゴム通しを絞れば調節可能。
これでよさそうだけど、使ってみて修正点があればまた考えることにしよう。
まずは試用と、さっそく帰りにつけてみたら、
まだ寒かったので眼鏡があっという間に曇ってしまった。
真っ白で前が見えない。これはダメだ…。鼻にワイヤー入れないと。
眼鏡が半分曇ったまま帰宅。雪が解けててよかった。
翌日もそのマスクで出勤してみるも、やはり眼鏡曇る問題は解決したい。
マスクのサイズそのものは問題なさそうなので、試作はこれで終了。
とは言え、鼻ワイヤーは材料がないので探すことにして、
まずはワイヤーなしで商品化することにした。

そんな感じで試作をしている最中に教室でこの話をしたら、
「教室で作りたい!」の声が多数あったので検討する。
この時点で3月下旬で、4月はもう無理だったので5月ならできそうだけど、
5月までマスク使ってるかなぁ?なんて、
思えばまだちょっと楽観的だったかもしれない。
レギュラーのクラスはもう準備を進めていたのと、
レベルがAコース(初心者向け)とBコース(中級者向け)の中間だったため、
ふだん受講している人を対象にして特別講義としてマスクのクラスをやることに。
終わってみれば5月までマスク使っているどころか、まだまだマスク生活は続きそう。

商品化にあたり、ワイヤーはともかくゴムは必要なのでかなり探した。
でも白のマスクゴムはどこも品切れ。並行してワイヤーも探す。
ようやく代用できそうな細い白のゴムを見つけて、
まずはそれを使って販売をスタートした。
4月後半、運よくマスクゴムを入手し、ワイヤーは代用品からスタートして、
今はもう少ししっかりしたものが入ったのでそれを使っている。

そろそろマスク作りも一段落したかに思えたけれど、
最近では「暑い問題」が発生している。
そう。ガーゼのマスクは熱がこもるので暑い。
暑くなってから考えようと思っていたけれど、
そろそろ本気で暑さ対策しないと、である。
で、試しに作ってみました。
 
20200530-2
 
手持ちの中で一番薄い生地を表地に使い、裏地はダブルガーゼ。
なぜ裏地はダブルガーゼなのかというと、
白い生地がそれしかないからなのと、やっぱり肌触り。
毎日肌に触れる部分は肌にやさしい方がいいと思う。
使ってみて良かったらこの生地で商品化します。
ただいま検証中ですが、ちょっとは涼しい気がする、かな。

 

「マスクの作り方」公開中(カテゴリ内リンク)

 

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20200117-6

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